
お馴染みのパイパーカブJ-3です。
ベースキットはOK模型の「クイックビルトシリーズPaiper CUB J-3 」という20クラスの40年くらい前に販売されていたlバルサキットから制作しました。
この時代は良いバルサキットが豊富にありましたね。
さてさて、カブは元々安定性が高い機種なので、スケール感を崩さない程度に色々と実験的に改造を試みてみました。
以前から試してみたかった高揚力装置として、主翼の改造で前縁フラップ(スラット)と後縁のファウラーフラップにチャレンジ、実験を試みてみました。
テストフライトは水上機仕様で敢行しました。


水上機仕様にもコンバートできる様にオリジナル専用フロートをあつらえています。
フロートは2024デザインの煮詰めに煮詰めた最高性能の自作品!
陸上機用のスパッツ&超軽量ホイールは前に紹介した「スコーピオン」と同じ作りです。ホイールサイズは65mm。
安定向上のため尾翼は実績のトリプルフィンです!
翼型は15%半対象。主翼コード225mmに対してファウラーフラップのコードは80mmもあります。
カスタマイズはこれくらい。
スケール感はマンズマンズ!(^^)

全備重量2250g 翼面積28dm2
翼面荷重80.4g/dm2(結構重いです)
エンジンは当初OS FS-26s にプロペラはトップフライトの10x4モクペラを合わせ、頑張って回っている感じです。
主翼ギミック
見よう見まねで「こんな感じか!」ってな感じで専門的な根拠のないメイキングアップです。


可動翼のヒンジ位置をオフセットに工夫することでファウラーフラップは何となくいい感じに展開します。
翼面積を増やしながら、隙間を開けながらグワーっと60°まで下がっていきます。

前縁スラットは前方にスライドして気流を作るスリットが出来るようにしたいところでしたが、作動用のヒンジが上手く作れません。研究の結果、4点リンクのヒンジでないとスライド&回転は再現出来ないことがわかり、素人加工技術では・・・ムリ
というわけで、後縁フラップ同様にオフセットヒンジで取り付けることにしました。

が、スラットの展開具合はイメージとはイマイチ違う動きです。
わずかに隙間を開きながら15mmほど斜め前下方向に張り出します。
結構苦労して作ったギミックだし、初回の実験なので「ま、いっか」と妥協してフライトテストに臨むことにしました。
RC操作はプロポの肩にあるレバーに割り当ててあり、1サーボで機械式ミキシングで前後縁フラップが連動するようリンケージが施してあります。

天窓の中にエルロン用、フラップ/スラット用のサーボがそれぞれ1個。

こちらのリンクは翼根側、主翼中央にマウントしたサーボからT字型ベルクランクを介して、スラットとファウラーフラップが連動するようリンケージがしてあります。

こちらは翼端側、2枚のベルクランクを介してエルロン、スラットにリンケージがしてあります。
ちなみスラットは翼幅全域が可動するため2点リンクとしてあります。

展開状態

収納状態

スラット展開状態

スラット収納状態

ファウラーフラップ展開状態

ファウラーフラップ収納状態
ファーストフライト
まずは前後縁フラップを閉じた状態で初飛行に臨みます。
水面に放した機はグイグイ水を掻き分け加速しながら、なんとかプレーニングに入ります。機が重いのでさらにしっかり充分に加速してから離水。
アンダーパワーながらイイ感じで離水していきます。そのまま緩上昇で高度を確保して、まずは操縦性を確認します。スケールスピードではないものの穏やかな操縦性で、スケール機らしい機影がイーイ感じ! さらに高度を取ってエンジン中スロー、フラップのテストに入ります。
気持ち的にはフィゼラーシュトリヒのような超低速安定飛行を期待していましたが、結果は
大失敗!
フラップを出した途端、機体は安定を失い超フラフラ。水平はおろか操縦不能な状態で急降下(ほとんど落下)。慌ててフラップを閉じ、しばらくしたら安定を取り戻しなんとか着水させることが出来ました。高度があったので助かりましたが、大ショック!冷や汗ダーダーもんでした。
ファウラーフラップは、すでに他の機体にも施してまあまあ期待通りの性能を確認していたので、前縁フラップ(スラット)の形状と作動に問題があるようです。
うーん・・・。
スラットのギミック構造は複雑で改修困難です。
うーん・・・。
結果的には今回のチャレンジは断念し棚上げすることにして、もっと高性能な翼を期待して、スパン1.600mmのファウラーフラップのみ装備の主翼を新造することに決定!
スラットを中止した代わりに主翼前縁半径(前縁の丸み)を大きくすることで迎角ピッチの変化に鈍感になるように製作いたしました。
翼面荷重も少し減り、より安定したフライトが出来るようになり、ファウラーフラップの展開ではググッと速度を落としても失速の兆候も少ない感じです。
さらにフラップ最大角(約60°)では両エルロンが30°ほど跳ね上がる「バタフライミキシング」を掛けてあり、スロットル操作で低速度のまま降下率がコントロール出来る実機のような着陸アプローチが楽しめます。







当初陸上機のフライト環境がなかったため水上機からスタートしましたが、最近になって陸上機のフライト環境ができたので陸上機仕様でもチャレンジしているのであります。
タイヤとスパッツは「#08-2 SCORPION 陸上機仕様」で紹介した方法で製作。一段と「・・っぽく」なった本機であります。
が、
いずれ「スラット大成プロジェクト」と銘打ってリベンジチャレンジを・・・
乞うご期待‼️
なんてな



















































































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