最後の仕上げ!「排気処理」
おはようございます☀😃
ノーススターはウレタンコートを終え、最後の仕上げにエンジンの排気処理を施します。
大量の排気オイルで機体はヌルヌル、ベットベト。イヤン!イヤ〜ン!
ってな感じな ヒコーキを見かけます。
そこで「排気処理」なのであります。
色々な機体に「排気処理」を試して、ほぼ完成に至っています。
相変わらず簡単なノウハウですが、この効果は「テキメン!」
機体はほとんど汚れることなく、フライト後もそのまま車に積んで帰れるほどです。
ノウハウを大公開してしまうのであります。
以前より私の機体には、マフラー以降に長い排気管を延長している機をご覧になった貴兄にも、是非!^_^
まずは、マフラー本体から処理を行います。
マフラーを分解すると写真の様に三段構造になっています。
小さな構造のなかに消音バッフルを挟んだ素晴らしい仕組みですね。
それぞれの構造パーツをボルトナットで締め合わせることで、接合部は密着しますが「密閉状態」にはなっておらず、全ての接合部からオイルが漏れ出します。それも結構多量に。
漏れ出したオイルで機体がヌルヌルに汚れるのを防ぐ対策でっす。
全ての接合部をシールして完全密着させることでマフラーからのオイル漏れがなくなります。
ボルトナット、エンジンとマフラーの接合部も完全にシールしましょう。
シール剤にはスーパーXを使っています。外したい時はちゃんと外れますのでご心配なく。
更に、アルミパイプで作ったエキゾーストパイプで排気を機体最後尾まで延長。
アルミパイプは外径8φ肉厚0.5ミリの軽量パイプです。
本機の場合に長さは170ミリ。写真の工具はパイプカッター。
過去に1メートル以上延長したことがあります。2st,,4st共に長くするほどニードルセッティンがシビアになる傾向がありますが、慣れてしまえば調整できる範囲です。
排気抵抗によるパワーダウンがありそうなものですが、実際のところほとんど感じません。
ちなみに本機の場合、APC 7X5ペラを30%ニトロ燃料で18,000回転(地上)以上回します。上空では音感で20,000回転以上回っていると思います。
尋常ではありません。15LA恐るべし!
「かっ飛び!」です。
接続方法はこんな感じです。
マフラーと延長管の間はシリコンパイプ(10ミリφ肉厚1.5ミリ)で接続し、結束バンドで締めて固定します。
材料はホームセンターで全て調達です!
機体へのパイプの固定は、プラ板などでブラケットを作り、シリコン緩衝材を介して結束バンドで固定。
2箇所以上でソフトマウントします。
パイプにはシリコンパイプをかぶせた上で結束バンドでブラケットに固定。
滑り止めとソフトマウントを狙い、パイプの振動から固定部分を守ります。
ブラケットは、1ミリのプラ板を細く切り、ライターであぶって写真の形状に加工します
こんな感じ!
効果はテキメン!オススメです。
さあ!これで、ノーススター15スペシャル、全ての制作が完了です。