映画「紅の豚」に登場する「ジーナの船」みたいな形をした飛行艇です。
実機の存在しない「空想スケール機」で在ります。
初めは、Macchi M.5 マッキM.5 として随分前に作り上げたのですが、どう頑張っても離水することができず、エンジンの回転を上げると頭から水の中へズボズボと潜ってしまい、離水どころではありません。
スラスト角を変えたり、重心位置を変えたり色々手を尽くしても改善の余地なく、「残念な失敗作」として飾り物になっておりました。
すると最近、ビストゥのMacchi M.5のバルサキットを組み上げ、優雅に飛ばす友人を見て、当方、触発されてしまいました。
このほど、意を決してノコギリ片手に大改造!
胴体前方部分のボリュームを大きく作り変え、船底は2段ステップに改善をして、尾翼は面積拡大に加え、トリプルフィンとして、複座式として写真のようにちゃんと飛ぶ飛行艇となりました。
なんとなく、それなりにイイ感じであるのでアール。
機体スペック
スパン 1350ミリ
レングス 1000ミリ
主翼面積 38dm2
翼型 クラークY
エンジン サイトー4st 30GK 金ピカ
プロペラ APC10X6P(プッシャー)
全備重量 2200g
船底 V底2段ステップ
フライトパフォーマンス
大改修の成果は非常に良好なものとなりました。
スロットル60%ほどでスムースにプレーニング。しばらく走らせそのまま離水していきます。
上空でパワーを掛ければ相当なアクロバットをこなします。ロール、ループ、背面、上昇スピンなど意外にもなんでもこなします。
スロットル30%ほどのローパスは絶品でして・・・
お見事!自画自賛!!
さらに写真家が美しいショットをビシバシ撮ってくれました!
キャ〜!!
ウッヒョヒョ〜!
カッコイ〜!
シビレル〜ッ!
新造した2段ステップが効いて、水しぶきが尾翼に当たらないのであ〜ル!
トリプルフィンの効果も期待どおり、水面、上空とも安定した直進性をもたらします。
エクセレント‼️
手作り乗員フィギュアでグッグッと雰囲気が出ます。
金ピカエンジン
部屋に飾っておいても誰も見てくれないので、「これ見よがし」に本機に搭載❗️高性能です。
頭上のリポバッテリーは、エンジンの上に翼がかぶっているための搭載型プラグヒートシステム用です。
エレベーター、ラダーはワイヤーリンケージ。
排気の処理もうまく決まりました。
燃料タンクは120CC
甲板とエンジンポットの木目は、サンゲツの「リアテックシート」というインテリア資材が使ってあります。
シルバーのトリムラインは、キッチン用のアルミテープを細く切って使用、金属の質感が出ます。
イタリア艇の雰囲気が出ますネ❗️^_^
じゃ❗️