hikoukigumo77’s blog

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㊗️❗️完成❗️ロールアウト

おはようございます😃

 

遂に完成㊗️です!

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後ろのゼッケン77は初号機。

前3機が新造ノーススター15スペシャル!

イェ〜イ!

 

4月から製作に取り掛かり、ほぼほぼ毎朝と休日を製作に投じた突貫工事の成果であります!

 

【機体スペック】

全長 1,200ミリ

全幅 900ミリ

全高 350ミリ

主翼面積 37d㎡(ストレーキ含む)

水平尾翼面積 4.5d㎡

翼型 対象(最大コード 680ミリ・最大翼厚 65ミリ)

RC 5チャンネル5サーボ 

 

主翼がデルタ形状なのでエルロンに「エレボン」の機能を付加、設定可能とした。

エレボンとはエルロンとエレベーターをミキシング操作する舵面のコト。

完全なデルタ翼機の場合、水平尾翼が無いため、ピッチ軸とロール軸をこの「エレボン」で操縦制御しています。コンコルドなども同じです。

本機はデルタ翼機に水平尾翼を付加したデザインなので、「エレベーター」から「エレボン」にミキシングを掛けることを想定しているのであります。

全ての打面にそれぞれのチャンネルが振り分けてあるので、多チャンネルのプロポを使用すれば様々なミキシングを試みることが出来ます。

初号機では、色々なミキシング実験を試み、その効果を様々確認しています。

 

全備重量(飛行重量)  1,310グラム!

 

初号機は1,490グラムでの完成だったので驚異の15%減量を達成しています❗️

頑張った甲斐あり!軽量、高剛性のモノコック様様なのです。

これは・・・・最高のフライトパフォーマンスが期待できますぞ。

 

我ながら初号機をはるかに凌ぐ完成度で仕上がりました!「自画自賛」!^_^

 

 

楽しみ〜!タノシミ〜!

 

 

 

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バージョン1 パールワインXアルミシルバー

機は、金属感漂う重厚な仕上がりであります!

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裏面には、視認性を良くするためインベイジョンストライプを施しました!

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バージョン2 ターコイズブルーXアルミシルバー

主翼には「SEPT.2019」のレタリング付き!

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 いいね〜!ホッホッホー!

 

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バージョン3 フェラーリレッドXアルミシルバー

コントラストが美しい。速そ〜!

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う〜ん!どうしたもんだ。いずれも甲乙つけがたい・・・

 

そして、9月吉日 3機まとめてテストフライトを決行!

3機のテストフライトを控え、気合が入りまくり前日はなかなか寝付けません。

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水面は名古屋市内某所 いよいよロールアウト!

3機順番にテストフライトに臨みます。

テストフライトの後、2機は依頼者の友人に引渡しのため、ここでミスを犯しては台無しなのである。緊張MAX!


整備は万全。初号機の経験が心の寄りどころ。

 

まずは、ミキシングやエクスポネンシャルなどは掛けず、舵角をやや少なめにセッティングしてエンジンスタート。

いざ!エンジンも軽快に水面に放ちます。

スタート位置までタキシング。今回、ダイレクトリンケージにしたラダーの回頭性も良好。

スロットル50%で加速。スムースにプレーニング状態となり、フルスロットルに。

どんどん加速し矢のように一直線に水面を離れます。非常に滑らかな離水です。

トリム調整も微調整の範囲で収まっています。


上空飛行は、スピードに乗った軽快な飛びで、初号機とは裏腹に、驚くほどに安定しています。

初号機では重心合わせのため機首にすべてのサーボを積み、長く曲がりくねったリンケージに無理があり、飛行中はニュートラルが決まらず常に当て舵を打ちながら・・・しかもスピードが速いため神経衰弱になりそうなヒヤヒヤモンのフライトでした。

新造機ではダイレクトリンケージとしたためニュートラルがピタリと決まり、その効果は絶大なものです。

スティックから手を離しても安定した状態で矢のようにすっ飛んでいきます。

コントロールにも変な癖はなく、全く素直で自在な機動です。

着水のアプローチはよく伸びてきます。フロートやフロート支柱など有害抵抗となるものがないためでしょう。

着水間際にエレベーターで吊っていくと綺麗にフレアー姿勢に入ります。

そしてスロットルを少しづつ上げていくと、フレアー角は45度ぐらいまで掛けられます。

エンジンの直後にエレベーター舵があるため、プロペラ推力がエレベーター舵で偏向され、いわゆる「ベクタースラスト」と同じ効果が出ているのでしょう。,

しかも前述したスートレーキの効果で大フレアー角でも失速していないのです。

そして静かに着水!

 

素晴らしい!自画自賛!!

その場で依頼者に引渡し、存分にフライトを楽しんでいただけました。

 

新オーナー様、壊さないように長く楽しんでくださいねー!

 

今回のプロジェクトでは、とても良いヒコーキを作ることができました。


残った1機(パールワイン)は私がオーナーであります。