CIRRUS MOTH シーラス-モスとは、おなじみの タイガーモスより昔に飛んでいた機体 らしい・・・
本機は、友人から依頼されて製作したものです。
アメリカ エアロドローム社 というキットメーカーのキットを水上機仕様に製作をしたものです。
まあ難解なキットで、ザックリとした原寸図面にタイプ打ちのような英文のみの手順書、完成写真が2枚があるるだけで、相当なマニア向けのものでした。
カウリングと主翼リブ以外は大量の棒材ばかり。
英文の手順書をGoogle翻訳で訳してもらうものの専門用語だらけの翻訳は、ちんぷんかんぷんの翻訳でほとんど意味不明(^。^)
「どーしたもんじゃろの〜」って感じです。
まずは分かるところからと、主翼から製作を開始することにしました。
本機は主翼を後方に折り畳むことが出来ることになっているよう(完成写真によると)なのだが、構造の図解も無く、細かい金属部品を並べ途方に暮れる日々。
経験論に基づき、悩みながらも胴体はなんとか組み上がりました。
木目の部分は マッキM5 にも使用したシートで、仕上がってからでは作業困難な部分を先に施工します。
尾翼、動翼は構造がどうにも理解が出来ず、オリジナルの工法で製作することに。
水上機の経験から動翼のヒンジは全てテープヒンジ(グライダーでよく使う)としています。
理由は、ヒンジを差し込むために掘ったヒンジ溝から水が入り、バルサやフィルムを侵食し機体の寿命を短かくしてしまうことがわかり、フィルムで密閉した動翼をテープヒンジで繋ぎ、さらにクリアウレタンでコートする事で飛躍的な改善!と自負するところです。
フロート支柱の製作
まずは支柱の設計寸法通りのジグを作り、ジグの上で組んでいきます。
材料は1.6ミリのピアノ線です。
接合部は細い銅線(電気コードから取り出す)を巻きハンダで固めます。
ダイヤゴナル構造に組み上がりました。強度はともかく剛性はバッチリ❗️どう捻ってもびくともしませn
フロート間は400ミリです
3ミリバルサx2枚でピアノ線を巻くようにエポキシ固定して、流線型っぽく整形、さらに胴体とフロートの固定部分を航空ベニヤで作ります。
コレで剛性と軽さが両立出来るのであります。
ひっくり返してみたところです。
細部です。あとは塗装をすれば完成です。
3キロ以上の本機でも万全です。
写真が暗いですが、本機の見せ場!主翼の後方折りたたみ機構です。
張り線を張ったまま後方に
展開時の固定はM4ボルト4本で行います。
乗員人形は必須の装備です。
いつもの様にラダー、エレベーターののサーボからリンケージを取り、別々に首を振り愛嬌を振りまきます。
かくして完成にこぎつけました。
スパン 1400ミリ
レングス 1100ミリ
全備重量 3400g
翼面積 52dm2
エンジン エンヤ53 4st
飛びはテストフライト早々にビューティフル‼️エクセレント‼️
離着水の安定性も非常に良好です^_^
では‼️