おはようございます😃!
先週末、いつもの水上機サイトで別のクラブの方々とご一緒する機会に恵まれました。
ここぞとばかりノーススター15スペシャル(1号機)のフライトを披露、その飛びっぷりに初めてのメンバーみなさまの関心を一気に集めてしまいました😅😅😋!
しばし久々の質問責めに!😅
・・・・・・イヤイヤ〜!・・・
我が「トラの子」にご注目をいただくのはやっぱ嬉しいものでありまする!
そこで、ブログ見て見て〜っと。少々宣伝気味に。
そのおかげか、このところブログのアクセス数が急増しておりまして・・・
アクセスをいただきました貴兄のみなさま、ありがとうございます😊!
つたない内容ですが、何卒よしなに。
またご一緒させていただくこともあると思いますが、ニッコリ笑顔😊でよろしくお願い申し上げます。^_^
さてさて、ここからは仕上げの作業です。
生地完成の機体はなんとも美しいものですが、しばし見惚れて・・・
さあ!作戦開始!です。
本機もいつもと同様にフィルムで仕上げていきます。
ここからは、私のコアなノウハウです!
まずは完成イメージをデザイン画にしてから作戦開始です。
ウ〜ン👍🏼
この段階で、頭の中はかなり「ハイテンション」になります。
まずは生地完の機体を実測しながらフィルム裁断寸法を、そして型紙の作図、フィルム張りの手順などを設計をしていきます。
ノートにフィルム張り用の図を描き、必要なパーツとその寸法を拾い出していくとこの機の場合、百数十パーツのカットが必要なことが分かってきます。
一般的には引っ張り代を見てフィルムは30ミリほど大きく裁断するようですが、私の場合5ミリです。
正確に型が出ていれば5ミリオーバラップさせれば大丈夫🙆🏻♂️なのです。
「急がば回れ」というわけではありませんが、このように必要なパーツを一式裁断カットしてからフィルムの張込みをスタートします。
仕込みをキッチリすることで、無駄なくテンポ良く仕上げることができきるのであーります。
1機目はこのカラーコーディネートで!
こちらがフィルム裁断用の型紙。
ホントはもっとたくさんありまして・・・
そしてフィルムの裏面に隙間なくけがいて、カッターナイフで裁断していきます。
まずはアルミ色のフィルムから❗️
いよいよ張込み!
まずは入隅部分(凹み部分)から張っていきます。
私の場合、少々せっかちなのでアイロンの温度は高温です。
裏面。
翼端フロートの入隅(イリズミ)
垂直尾翼周り。
使用するアイロン類です。
左から、
細工用のコテアイロン:たぶんフィルム張り専用と思います。
その右が半田ゴテ:穴を開けたりエッジを溶接したりします。
その右が裁縫用こてアイロン:使用頻度MAXです。
一番右が裁縫用ミニアイロン:プレス型
デカイ一般用のアイロンは使いません。
細工用のコテアイロンの「小手先」平コテと丸コテが交換式になっていて、この道具が無ければ出来ない作業があったりします。
裁縫用のコテアイロン。
2台とも通電しておくと作業が「ハカドル!ハカドル!」
こちらフィルムを引っ張る専用のペンチ。不思議な工具です。
ペンチの先が写真のようになっていて、ラバーコーティングがしてあり、しっかり掴めます。
こんな感じ①
こんな感じ②
え〜。だまっていてわけではないのですが、私の職業は椅子職人であります。
基本的にはデザイン、設計を自分で起こし、木工作業から始まり仕上げには革や布地で美しく張り上げる、という仕事を生業としておりまして、ヒコーキ作りにも多少は役に立っているのかもしれません。
こんな椅子を作ったりします。
オリジナルデザイン ワイド2,500ミリ 総革張り。