hikoukigumo77’s blog

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No.05 さあ!組立するど〜!

 

前置きが長くなりました。

ここからは、いよいよ組立です。どんどん形が現れてきます。はずです。

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翼型リブです。なんか沢山ありますね。

実は・・・せっかく型紙を作ったので、欲張って3機分のリブを切出したのであります。

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後縁材にはあらかじめ組立用のスロットを加工してあります。

まずは、後縁材を定盤に固定しリブを接着、立てていきます。

なぜ垂直に組み立てているかと言うと、大きさの割に材料が細く「フニャフニャ」の状態で、構造ができるまではうまく組立ができないためなのです。

接着剤は、タイトボンドを使用しています。瞬間接着剤はほとんど使用しません。

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赤いボトルは木工用、緑のボトルは耐水性接着剤です。

水上機にはこれで接着すれば心配知らず、と言うわけです。

アメリカ製でちょっと高いですがスグレモノです。一度使うとやめられません。

東急ハンズまでこれを買いに行くのです。

 

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スパー材を差し込みます。少し翼の形が出てきましたが、虫ピンで定盤に固定しています。この状態ではまだ「フニャフニャ」です。なにせスパー材は3x6のバルサです。ちょっと変に触ると簡単に「ポキっ」といってしまいます。

 

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組立中の剛性を保つために後縁材にアルミ材を抱かせます。

正確な形状で組み立てるための治具です。

そして、スパー間にウェブ材を接着して、前縁補助材を接着します。

ここまですると少し丈夫になり、定盤から離してもなんとか形状を維持しています。

通常のバルサキットなんかよりも、相当に華奢な骨組みでスタートしています。

後にモノコック構造(応力外皮構造という)となり、高強度と軽量化を両立させるための制作計画なのであります。ハッハッハッ!