おはようございます。
3機分の製作は、そうそう進まないので、
今日はノウハウ編でお楽しみくださいませ。
今回は製作中に何度も登場する「三角材」の作り方を公開いたします。
ここでも「ミシンのこ」が大活躍します。
作り方は簡単です。写真を見れば想像がつきますね!
そう!アタッチメントを作ることで三角材は簡単に作ることができてしまいます。
例えば、10ミリ角の三角材を作るには、10ミリ厚のバルサ板を10ミリ幅に切断して10ミリ角の角材を作ります。そしてその角材をアタッチメントに菱形状にセットして滑らせるように切断すると三角材が2本出来上がるというわけです。
かつて模型屋があちこちに健在だった頃は、色々なサイズの三角材が必要な時に調達することが出来ましたが、模型屋も次々と姿を消してしまい色々な部品や素材が入手困難となってきました。
それでも経験のあるマニアは、知恵を利かせてホビーを楽しんております。
アタッチメントの作り方は、1ミリ航空ベニヤに大切に在庫していた三角材を接着して、両目テープでミシンのこの定盤のノコギリの途中に固定します。
三角材は45度の二等辺三角形、すなわちノコギリを45度にセットして加工をしなくてはならず「無理だ!」と決め付けていました。
写真で見ればいたって簡単なことですが、これに気付くのにエライ時間が掛かってしまいました。
正に「必要は発明の母!」なのであーります!
正面から見るとこんな感じ。
横から見るとこんな感じ。バルサの切り屑に「やった感」があるでしょ。
さてさて、エンジンナセルの組み立て接着の様子です。
ここはエンジンの振動をモロに食いますので、接着不良にならないようたくさんのクランプで「羽交い締め」にします。完璧です!
模型飛行機の製作では釘やビス、リベットの固定ではなく、ほとんどが接着による固定となるので、たくさんのピンやクランプ類を必要とします。
瞬間を使えば一発解決なのですが・・・こんな私、古典派でしょうか?
知らないうちにこんなことになっています!