おはようございます。
当工房の稼働時間は毎朝 5:00〜7:00。
私の場合、朝は頭がスッキリしていて冴えに冴えております。
考えをまとめたり精密作業をしたり、1日で最も仕事がはかどる時間帯であります。このブログを開始してからというもの、その贅沢な時間帯をほとんどヒコーキ作りに充てているのであります。
2時間作業の積み重ねでも結構進むもんでしょ。写真の撮り溜めなどなく、ほぼライブでお送りしています。
今後、その他のミッションに時間帯を充てることもあろうかと思いますが、悪しからず。よしなに。この機の依頼された貴兄!ゆったりした心持ちでお待ちくださいな。
さて、今日は尾翼の製作の模様をお届けいたします!
こちら水平尾翼です。
オリジナルの設計では無垢のバルサ板だけで構成されていますが、間違いなくテールヘビーに完成するこの機は、極力軽量化しなくてはならないと決めつけ、強度を保ったままリブ組構造に変更努力をしてい流のであります。
前に描いた図面の上にラップをかぶせて、その上で作っていきます。
材料を接着しながら定盤にピンで固定していきますが、定盤が硬いのでハンマーを使いピンを打ち込んでいきます。
ハンマーですが、大小2種類のものを使っていますが、ピンは小さい方のハンマー(30グラム)で「コンッ!」とショックを与えるように打ち込むとピンが曲がらず打ち込むことができるのです。大きい方のハンマーだと僅な力加減ができず、ショックより重量が細いピンにのし掛かりピンがグニャリと曲がってしまうのです。
この極小軽量ハンマーは一度使うとやめられない!出番の多い工具の一つです。
接着剤は耐水性タイトボンドを使用しています。
こちらは垂直尾翼です。5ミリバルサを図面に合わせて切り出し、並べてみます。
頂上部は欠けやすいので、1.5ミリ航空ベニヤを2ミリバルサでサンドイッチしています。こうしておくと取り回しで不意にぶつけても壊れにくい!豪華デラックス仕様なのであります。
エレベーターはエルロンと同様の作り方で軽量化を目指します。
3機分も作っていると、仕事をしているような気に・・・
垂直尾翼も同様に定盤にセットした図面にピンを打ち込み正確に組み立てていきます。
生地完成!バルサの木目方向にご注目!取り付け基部に外力が集中するのをうまく逃がす構造なのであります! 手はヌキマセン!今のところ・・・
水平尾翼側に取り付けスロットを切り、強度と正確性を確保します。
できた!できた!「イエーイ!」
う〜ん。いい仕事だ。