はい!エンジンマウント製作編、2回目であります。
写真右側が、以前に製作した難産のエンジンマウント。難産の理由は前回のブログで説明した通りです。写真左側が今回スロットイン方式で製作したエンジンマウントです。
少しばかりの知恵と手間を投入することで、結果オーライ!納得のいく出来栄えです!
完成重量は、これまた納得の14グラムです!
OS純正のラジアルマウントは25グラム。
見てくれはともかく「勝った!!」
OS MAX-15LA専用 超タイトにジャストフィット!『イェイ!」
「デッドセンター」という工具をご存知でしょうか。
ラジコン技術などで時々広告が出てるアレです。微妙に高価なので手が出せずにおりました。
アメリカ、グレートプレーンズ社の製品で、以前からとても気になっており、遂に購入してしみましたので、この「デッドセンター」の使い心地を少し紹介いたします。
この工具の目的は、エンジンマウントにボルトの取り付け穴をマーキングするためのもので、なかなかのスグレモノなのです。
これまで、エンジン固定の穴開け位置が微妙に決まらず、ボルトを曲げたり、エンジン側の穴を広げてみたり(泣)・・・微妙なだけに穴を開け直すこともできず・・・泣く泣くOK、しゃーない!まいっか!てな具合でした。
ところがこの工具を使うと、見事に正確な位置にマーキング(下穴)を開けることができちゃうのです!機械精度並みの嵌め合いは、ちょっと嬉しくなるのです。
これが「デッドセンター」です。工具の上は専用ケースです。
写真の右側が先端、左側が操作部分です。先端の三角の部分をエンジンの穴に当てて操作部分をグリグリやると、三角の先端から1.5ミリほどのドリルが出てきて、エンジンマウントに同位置の下穴を掘っていく、という構造です。
本体からドリル部分を引き抜いたところです。
実に簡単な構造ながら、とっても的を得た工具なのであります。三角部分の上が細い真鍮パイプになっていて、その中をドリルが貫通しているのですが、この真鍮パイプが「ミソ」で、細いがためにエンジンのフィンや、マフラーなどの出っ張りを見事に交わし、エンジンの穴に垂直にドリルを立てることができるのです。下穴マーキングができたら、少しづつ径の大きなドリルを通していくことで、完璧な穴あけができるという仕組みなのです。いい仕事ができた!って気になります。
まあ、他に使い道がありませんが。
それから、おまけの「プチノウハウ」公開!
貴兄はお手持ちの在庫エンジンをどのように保管されていますでしょうか。
ストックオイルを差し、ビニール袋に入れて元箱で保管。これが完璧な保管法ですが、
ものぐさな私は、これまでそんな丁寧な保管ができず、大箱にゴロンゴロンと無造作に突っ込んでありました。
エンジンは機能的な形ゆえ、機体から外すと自立することができず転がってしまい、どうにも行儀よく保管をすることができません。
そこで簡易的なエンジンスタンドを作ったら、これがなかなかGOODでありました。
3ミリベニヤに高さ20ミリほどの堅木を固定して、2.5ミリの穴を1個開けるだけで完成です。これを手持ちのエンジンの数だけ作り、休憩中のエンジンたちを乗せてあげます。3ミリのビス1本でエンジンは固定され「ピッ!」と凛々しい立ち姿となるのです。
ストックオイルを差し、きれいにお掃除して棚に並べておくと、ちょっとしたディスプレイにもなり、エンジンたちは「いつでもスタンバイOKだぜ!」と言わんばかりに凛々しく整列してくれています。
いかがでしょう!