今回の製作はオリジナルの縮小バージョンですので、オリジナル原寸図面をコピー機で好きなサイズに拡大縮小してコピーを取り正確につなぎ合わせます。
コンビニにあるコピー機もデジタル機ですので1%単位で正確にコピーができます。
今回は80%に縮尺しています。
80%ということは、面積比では0.8X0.8=0.64倍 容積比では0.8X0.8X0.8=0.512倍
ということなります。すなわち、約半分の飛行重量とエンジンサイズでオリジナルと同等のフライトが可能となるわけです。さらに本機では、自作の利点を効かせて徹底的な軽量化で仕上げることで、15エンジンでも十分なフライトが可能と予測を立てました。
こちらが胴体の図面です。80%といっても全長1.200㎜もありますので机の上に広げると結構な大きさです。
そしてこちらが主翼の図面です。スパン900㎜ですがデルタ形状のため翼面積は31.5d㎡です。いい感じであります。
ノウハウ公開!
機体は図面の上で製作しますが、図面の上で直接作業をすると接着剤がくっついたり、落書きだらけになってしまったり、うっかりコーヒーをこぼしてしまったり、縁からビリビリに破れてしまったりで飛行機が完成する頃には図面はボロボロになってしまいます。(過去の経験より・・・)
そこで机に図面を敷いたら、上に透明のビニールシートを写真のようにかぶせます。
ビニールシートは、ホームセンターのテーブルクロスの売り場に様々なサイズ、厚さのものが売っています。(0.2〜0.3ミリ厚のものがgoodです)
これで図面はピタリと机にセットされ、落書きはボールペンで直接ビニールシートに書き込んでいきます。ボールペンはアルコールで簡単に拭き取ることができますし、虫ピンも簡単に刺すことができます。
ちなみに私の作業机は18㎜厚のランバーコア(ファルカタ芯)という板を使っています。平滑度が良く、虫ピンを刺すこともできます。
さあ!図面がセットされると構想と妄想が膨らみ、心がニヤケてまいります。
ん? 構想通りの飛行機が出来るかなー?と妄想するわけですね!
次は材料の切り出しです!
じゃ!